えーあいどる ― 秘密残香 ―│s828aebwg00257
「……やっとみんな行ったね。ねえ、跳び箱ってこんなに硬かったっけ? 背中が冷たくて、なんだかドキドキしちゃう……」放課後のチャイムが遠くで溶け、沈黙が支配し始めた放課後の体育館倉庫。重い鉄扉の隙間から差し込む一筋の光が、埃の舞う密室の中で、跳び箱の段に背を預けた彼女の姿を幻想的に切り取っていた。体育の授業を終えたばかりの、火照った肢体。使い込まれた皮革の独特な匂いと、彼女のうなじから立ち昇る甘い汗の香りが混じり合い、狭い空間の湿度をじりじりと引き上げている。短めの体操服の裾から伸びる、まだ熱を帯びたままの無防備な太もも。彼女が少しだけ腰を浮かせ、跳び箱の角に自身の柔らかな曲線を確認するように押し当てると、その摩擦によって生じる小さな衣擦れの音が、静止した空気の中で不吉なほど鮮明に響き渡った。自身の荒い呼気を感じながら、潤んだ瞳でこちらを見上げる彼女。向けられた眼差しには、使い古された運動用具が並ぶ「吹き溜まり」のようなこの場所で、あなたと二人きりの秘密を共有することへの、禁断の法悦が宿っていた。これは、熱狂のあとの静寂が、最も純度の高い渇望へと転じる瞬間の記録。薄暗い倉庫の奥で跳び箱に寄りかかり、露わになった少女の「研ぎ澄まされた熱源」を、どうぞその網膜に、永遠に焼き付けてください。
FANZA










