純真ラボ ― 望月こころ ―│s828aebwg00274
「……ねぇ、そんなに離れて歩かないで。これ、昨日買ったばかりのカーディガンなんだけど……似合ってるかな?」冬の名残を孕んだ風が吹き抜ける、放課後の開放的な外廊下。隣を歩くあなたの足取りを止めるように、彼女は手すりに手をかけ、不意に深い前かがみの姿勢を取った。制服のスカートを翻し、上体を低く沈めた彼女の肩からは、柔らかな生成色のカーディガンが重力に従ってふわりと広がる。その動作によって、ブラウスの襟元からは彼女の華奢な鎖骨と、若々しい肌の温もりが零れ落ち、屋外の冷ややかな空気の中でそこだけが熱を帯びた異空間のように際立っていた。廊下を渡る陽光が、彼女の長い睫毛に細い影を落とし、前かがみになったことで強調された身体のラインが、無機質なコンクリートの通路に鮮烈な叙情を刻みつけていく。覗き込むような角度から、睫毛越しにあなたを捉える、計算高くも無垢な上目遣い。その潤んだ瞳の奥には、遮るもののない屋外という場所で、あえて無防備な隙を晒し、あなたの理性を静かに揺さぶることへの、●●独占欲が宿っていた。これは、校舎の境界線で交わされる、言葉にならない誘惑の深度。風に髪をなびかせ、露わになった少女の「研ぎ澄まされた残光」を、どうぞその視線の檻の中に、優しく閉じ込めてください。
FANZA










