純真ラボ ― 桜井えりな ―│s828aebwg00268
「……ちょっと、そんなにジロジロ見ないでよ。雨のせいなんだから、しょうがないでしょ? ほら、透けてるのが気になるなら、隠してよ……」熱帯夜の予感を含んだ夕立が、波打ち際の海の家を急襲した午後。彼女は庇の下で雨宿りをしながら、眩い太陽をそのまま溶かしたような金髪ボブヘアを、滴る雫で重く濡らしていた。ビーチウェアの上から羽織っていたはずのシースルーシャツは、激しい雨に打たれて完全に水分を吸い上げ、肌に張り付く「濡れ透け」の極致へと変貌している。水分を孕んで半透明化した布地の奥には、水着の鮮やかな色彩と、彼女の白皙な肌が癒着するように浮き彫りになり、まるで最初から何も纏っていないかのような錯覚を呼び起こす。シャツの繊維を透かして見えるのは、彼女の荒い呼吸に合わせて上下する胸元の曲線と、冷えた雨滴に反応して小さく震える肢体の鼓動。潮風の塩分と、濡れた化繊が放つ甘い香りが、雨のカーテンで閉ざされた二人だけの空間を、暴力的なまでの純潔の崩壊で支配していた。湿った前髪の間から、挑戦的ながらも戸惑いを隠せない視線を送る彼女。その火照った唇には、天候の悪戯によって露わにされた自身の輪郭を、あなたの独占的な眼差しでなぞられることへの、抗いがたい戦慄と悦びが宿っていた。これは、雨の雫が境界線を融解させる、一時の白昼夢。透ける薄衣の奥で呼吸を乱し、露わになった少女の「研ぎ澄まされた湿潤」を、どうぞその渇いた本能で、一滴残らず掠め取ってください。
FANZA










