唇の約束│s862aztro00077
「……んっ、もっと……もっと汚い言葉で、私を塗りつぶして……」誰もいない旧校舎の廊下。冷たく湿った床の上で、幼さを残す黒髪の少女は、自らその尊厳を差し出していた。足元に溜まるルーズな靴下が、かつての平穏な日常との決別を告げるように、無様に弛んでいる。短く結い上げられた髪が揺れるたび、そこには不釣り合いな、支配者の狂信的な筆跡が剥き出しになった。肌に直接刻まれたのは、彼女がもはや一人の生徒ではなく、男の私有物であるという残酷な証明。執拗に注がれた白濁が、その文字をじりじりと溶かし、彼女の白い皮膚をドロドロの汚濁で焼き尽くしていく。挑発するように突き出した舌先は、羞恥を通り越し、自らが「モノ」へと堕ちていく瞬間の悦楽を、心ゆくまで味わっているようだった。窓の外を通り過ぎる風の音さえ、彼女にとっては自分を暴く審判の声に聞こえる。だが、首元を締め付ける冷徹な重みが、逃げ場のない安心感を与えていた。自分が真っ白に塗り潰され、主人の欲望を映すだけの鏡に作り替えられていく。その決定的な変貌を、彼女は熱い吐息とともに全身で受け入れているのだ。もう、放課後のチャイムに胸を躍らせていた彼女はいない。滴り落ちる汚液が床を汚し、彼女のアイデンティティを深い闇の奥へと沈めていく。暗闇の中、自分を支配する手触りだけを真実と思い定めた彼女は、二度と戻れない悦楽の深淵へと、自らその身を沈めていった。
FANZA










